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中欧への旅 ~ウィーン編~

そろそろ更新をスピードアップしないと、どんどん記憶が遠のくのを感じています。

それと、写真のup。なんとかなりそうな感じです。なんと実家にスキャナー付きプリンターが!
今度行ったときに、スキャンしてこようと思っています。

今日、ペルーであった地震の影響で、湘南地方にも明朝、津波がくると、市内放送がありました。現地も津波も心配です。これ以上、被害が大きくなりませんように・・・

さてさて、ザルツブルグを後に、次に向かったのは”音楽の都 ウィーン
夜毎、いたるところで、コンサートやオペラが開催されています。

着いた日の夜、シェーンブルン宮殿で行われたコンサートへ。
宮殿内で行われるコンサートにドキドキ。
もっと敷居の高いものかと思っていたら、モーツァルトの曲を中心に
オーケストラ・オペラ・コミカルな場面も。
最後は、ヨハン・シュトラウス作ラデツキー行進曲
観客のみんなで手拍子で指揮。
とっても楽しい音楽の一夜となりました。

チケットのお値段は39€。日本円で言うと、6000円くらい。
実際に見た日のレートでいうと、5000円くらいだったかも。
日本のクラシックのコンサートに比べると、断然安い。
アーティストのコンサートより、格段安い!
音楽が生活に溶け込んでいて、気軽に行くという感じを受けました。

ウィーンはハプスブルグ家によって繁栄し、
芸術に深く思い入れがありました。モーツァルトもその恩恵を受けた1人です。
昨夜、訪れたシェーンブルン宮殿もその象徴。
ハプスグルグ家の夏の宮殿でした。
シェーンブルンとはラテン語で「美しい眺め」の意味。
宮殿内も美しく、また美しい庭園もウィーンの見どこの1つです。
↑パノラマ動画が見れます!
今度行くときは、庭園の奥まで行って、存分に庭園を満喫したいと思います。

ウィーン市内には、現存する世界最古のシェーンブルン動物園も。
創立者は、マリア=テレジアの夫君、皇帝フランツ=シュテファン・フォン・ロートリンゲン。


オペラ座の内の観光は、残念ながらできませんでした。
というのも、6月から8月の間は世界三大オペラ座の1つ国立オペラ座も夏休み。
とはいえ9月から5月までは、一日もお休みすることなく、また2日連続して、同じ演目を演奏することなく、オペラやコンサートが開かれます。
驚いたことに、一番安い立ち見の席で、2000円から見られるとか!

そして、バロック調の庭園が広がるベルベデーテ庭園や世界遺産の旧市街を見学。

そして、午後の観光・・・の前に、やるべきことが!
そう、ウィーンときたら、Cafe,Cafe,Cafe!!!
1680年頃、ウィーンに初めてCafeができました。その後、18Cに盛況し、
著名な芸術家たちも、そこでコンサートなどを開いたそうです。

Cafe Demelやザッハトルテで有名なSACHER(ザッハー)もよかったけど
ペガサスな私の直感で、Cafe Mozartで、昼食をとりました。
これが当たり!
ローストビーフのサンドイッチもさることながら、メランジェ(ウィーンでもっともよく飲まれていて、コーヒーに泡立てたミルクを入れたもの。)がおいしかったです。

午後は、ウィーンの森の半日観光へ。



ウィーンを中心に東西南北に森が広がっています。
ちょうど、東京23区の2倍の広さ。
といっても、森というより、という感じでした。

中欧への旅 ~ウィーン編~_a0098058_2219564.jpg地底湖SEEGROTTE(ゼーグロッテ)へ。地底湖とは、洞穴にある湖で、この地底湖は6,200㎡。お魚はいなかったけれど、とっても澄み切った湖でした。中には、戦時中に作られた秘密工場跡があり、チャリー・シーン主演の映画「三銃士」の撮影も行われたそうです。洞窟内はとっても寒く、気温9℃。毛布をかぶって散策&湖をボートで見学しました。


次に訪れたのは、ハイリゲンクロイツ修道院(男性)
ハイリゲンクロイツとは「聖なる十字架の教会」という意味。
ベネディクト派から移行していき、現在はシトー派の修道院です。
シトー派は祈祷と労働を中心としており、敷地内にはぶどう畑があり、ワインを造っているそうです。
今年の9月9日にローマ法王がいらっしゃり、修道院周囲の修復など歓迎の準備に追われていました。
こちらの修道院の庭園には、Cafeが敷設されて、ここでお茶Time。
※従業員の方は修道士の方ではありません。
この地、発祥の”シュバルツ・バルダー(黒い森)”というダークチェリーの入ったチョコレートケーキを戴きました。甘すぎず、おいしかったです。

リヒテンシュタイン城 を車窓から眺め、マイヤーリンクの悲劇の館へ。
ここは、当時のオーストリア皇太子・ルドルフとその恋人・マリー・ヴェッツェラ男爵令嬢が心中を遂げた場所。この事件は、後に「うたかたの恋」に映画化されました。
現在は、カルメル派修道院(女性)となっています。
また小さき花のテレジアともゆかりの深い修道院だそうです。
小さき花のテレジアゆかりの修道院に出会えたことは、テレジアを学校の授業や本で知っていた私にとって、感慨深かったです。

翌日は、いよいよ中欧の旅の最終地スロヴァキアとハンガリーへ!

by mk_pooh | 2007-08-16 22:45 | Trip